はじめに
こんにちは。「ゆるりと資産形成」を運営している、なぎとです。
私は投資を始めた当初、高配当株投資に魅力を感じていました。
実際にHDV・SPYD・楽天SCHDを保有し、配当金を受け取りながら資産形成を続けてきました。
しかし現在は、新規投資の中心を楽天S&P500(投資信託)へ切り替えています。
「高配当株はやめた方がいい」というわけではありません。
実際に投資を続けて感じたメリットとデメリット、そして私が投資信託を選ぶようになった理由を、実体験をもとにお話しします。
高配当株投資を始めた理由
私が高配当株投資を始めた一番の理由は、「将来、配当金だけで生活できるようになれば安心だ」と考えたからです。
投資信託は老後になると資産を少しずつ取り崩して生活費に充てるのが一般的ですが、高配当株であれば資産を売却しなくても配当金という形でお金を受け取れます。
資産を減らさずに生活できる可能性があるという点は、とても魅力的に感じました。
また、新NISAとの相性が良いことも大きな理由でした。
私は旧NISAから積立投資を続け、新NISAでも資産形成を継続しています。新NISAを実際に利用して感じたことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
新NISAでは配当金にも税金がかからないため、この制度を最大限活用できると思ったのです。
当時の私は、
「まずは成長投資枠を高配当株で埋めて、その後は投資信託を積み立てていこう」
と考えていました。
さらに、高配当株には精神的なメリットもあります。
積立投資では資産が増えている実感を得にくいことがありますが、高配当株は配当金という形で成果が見えます。
「投資を続けるとお金が入ってくる」
そんな小さな成功体験を積み重ねられることも、高配当株の魅力だと感じていました。
実際に保有して感じた高配当株のメリット
私はHDV・SPYD・楽天SCHDを保有していました。
実際に配当金が証券口座へ入金されるたびに、とても嬉しかったのを覚えています。
「本当に投資でお金が入ってくるんだ。」
そう実感できる瞬間は、投資を続けるモチベーションにもなりました。
追加投資を続けるたびに配当金も少しずつ増えていくため、
「来年はもっと増えるかな」
と楽しみにしながら資産形成を続けられたのも良かった点です。
また、資産を売却しなくても配当金を受け取れる安心感は、高配当株ならではの魅力だと感じています。
思っていたより難しいと感じたこと
一方で、投資を続ける中で気付いたこともありました。
それは、
思っていたほど配当金は急激には増えない
ということです。
もちろん資産が増えれば配当金も増えていきます。
しかし、自分がイメージしていたスピードよりはゆっくりでした。
高配当株だけで生活できるレベルの配当金を得るには、かなり大きな資産が必要になることも実感しました。
高配当株投資には配当金を受け取れる魅力があります。一方で、私の場合は長期的な資産形成を考えた時に、投資信託との違いを改めて考えるようになりました。
| 比較項目 | 高配当株(HDV・SPYD・楽天SCHD) | 投資信託(楽天S&P500) |
|---|---|---|
| 配当金 | 定期的にもらえる | 基本的になし(再投資) |
| 値上がり益 | 期待できる | 期待できる |
| 管理 | 銘柄を管理する必要がある | 積立設定だけでシンプル |
| 投資の楽しさ | 配当金が入る喜びがある | 資産が増える楽しさ |
| 私の現在の考え | 保有は継続 | 今後の新規投資はこちら |
投資信託中心に変えようと思った理由
私が最終的に投資信託中心へ切り替えようと思った最大の理由は、
楽天S&P500の資産成長を実際に見たからです。
私がなぜS&P500を選んでいるのか、オルカンとの比較も含めて別の記事で詳しく紹介しています。
→「私がS&P500を選び続ける理由|オルカンと比較して感じたこと」へリンク
私は成長投資枠でも毎月10万円を楽天S&P500へ積み立てていました。
高配当株と並行して運用していたことで、両方を比較することができました。
その結果、私自身は値上がり益の大きさを楽天S&P500の方で強く感じました。
もちろん将来も同じ結果になるとは限りません。
しかし、自分の運用経験では、
「目先の配当金を増やすより、長期で資産そのものを大きく育てたい」
という考えが強くなりました。
だからこそ、新規投資は楽天S&P500を中心にしていこうと決めました。
高配当株をやめたわけではありません
誤解してほしくないのですが、高配当株が悪い投資だとは思っていません。
むしろ、
- 配当金が定期的に受け取れる
- 投資を続けるモチベーションになる
- 将来の生活費として活用できる可能性がある
という魅力は、今でも感じています。
そのため、現在保有している高配当株を売却する予定はありません。
これからも配当金を受け取りながら保有を続けるつもりです。
ただ、新しく投資するお金については、楽天S&P500へ回していく予定です。
今後の投資方針
今後は楽天S&P500へ毎月10万円を積み立て、さらにボーナスの大部分も投資に回す予定です。
私の目標は、配当金を増やすことよりも、長期的に資産を大きく育てることです。
もちろん、人によって投資の目的は違います。
「毎年配当金を受け取りたい」
という人には、高配当株は非常に魅力的な選択肢でしょう。
一方で、
「まずは資産を最大化したい」
という人には、私と同じように投資信託を中心に考えるのも一つの方法だと思います。
私が投資を始めたきっかけや、資産形成を続けてきた経緯についてはこちらの記事で紹介しています。
まとめ
高配当株投資を経験したことで、私は配当金の魅力を実感できました。
一方で、自分が本当に目指したいのは「配当金を増やすこと」ではなく、「資産を大きく育てること」だと気付くこともできました。
その結果、現在は楽天S&P500を中心とした投資スタイルへ切り替えています。
投資に絶対の正解はありません。
大切なのは、自分が何を目的に投資をするのかを考え、その目的に合った方法を選ぶことだと思います。
この記事が、高配当株と投資信託のどちらにしようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。


