はじめに
「新NISAを始めるなら、S&P500だけでいいの?」
「オルカン(全世界株式)の方が分散されていて安心って聞くけど、どっちを選べばいい?」
新NISAを始めようと思ったとき、こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
私も投資を始めた頃は、S&P500とオルカンのどちらを選ぶか迷っていました。
ネットやYouTubeを見ても、
- 「S&P500だけで十分」
- 「オルカンなら世界中に分散できる」
- 「初心者ならオルカン」
- 「これからも米国株が強い」
など、さまざまな意見があります。
結局のところ、どちらを選ぶかは自分で決めるしかありません。
そこで私は、2019年頃からiDeCoでS&P500とオルカンをそれぞれ積み立てて、実際に両方を保有してみました。
当時の積立額は、それぞれ月2,500円程度だったと記憶しています。
2年ほど積み立てた結果、私が感じたのは、
「S&P500のリターンはやっぱり魅力的だな」
ということでした。
そして、その後はS&P500の積み立てを中心にするようになりました。
ただ、現在の私は「S&P500だけが正解」とは考えていません。
この記事では、S&P500とオルカンの違いと、実際に両方へ投資してみた私が、なぜS&P500を選ぶようになったのかを紹介します。
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「投資信託」「インデックスファンド」「NISAって何?」という方は、まずこちらの記事をご覧ください。
S&P500とオルカンの違い
まず、S&P500とオルカンがどのような商品なのか、簡単に整理しておきます。
S&P500は、アメリカを代表する企業で構成される株価指数です。
一方、オルカンは「オール・カントリー」の名前のとおり、アメリカだけではなく、日本やヨーロッパ、新興国など、世界の株式に幅広く投資するタイプの投資信託です。
ざっくり比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | S&P500 | オルカン |
|---|---|---|
| 主な投資先 | アメリカ | 世界各国 |
| 分散 | アメリカ国内で企業を分散 | 国・地域も含めて分散 |
| 特徴 | 米国企業の成長に集中して投資 | 世界全体の成長を幅広く取り込む |
| 私が感じた魅力 | 高いリターンへの期待 | 世界に分散できる安心感 |
| 私が感じたリスク | アメリカへの集中 | 米国以外の国も含まれる |
どちらにもメリット・デメリットがあります。
そのため、「どちらが絶対に正しい」というものではありません。
私自身も最初からS&P500を選んでいたわけではなく、実際に両方へ投資してみることにしました。
私も最初はS&P500とオルカンで迷っていた
私が投資を始めた頃は、S&P500とオルカンのどちらを選べばいいのか分かりませんでした。
S&P500ならアメリカに集中することになる。
でも、オルカンなら世界中に分散できる。
「分散を考えればオルカンの方がいいのかな?」
と思う一方で、
「でも、アメリカの企業って強いんじゃないか?」
という気持ちもありました。
ネットやYouTubeを見ても、それぞれをおすすめする意見があります。
そこで私は、
「だったら両方買って、自分で比べてみよう」
と考えました。
iDeCoでS&P500とオルカンを両方積み立ててみた
私が実際にS&P500とオルカンを比較したのは、新NISAではなくiDeCoです。
2019年頃から、2年ほどの期間だったと記憶しています。
当時は、
- S&P500:月2,500円程度
- オルカン:月2,500円程度
という形で、ほぼ50:50で積み立てていました。
当時の正確な積立額や運用結果は記録を確認できていないため、ここでは記憶している範囲で書いています。
それでも、実際に自分のお金を使って両方を持ってみたことで、単純にネットの記事を読むだけでは分からない感覚を持てたことは大きかったと思います。
実際に比較して、S&P500のリターンに目がくらんだ
2年ほど積み立ててみて、私が特に印象に残ったのは、S&P500のリターンでした。
当時の記憶では、S&P500が20%程度、オルカンが10数%程度のリターンになっていたと思います。
もちろん、これは私がその時期に見た結果であって、将来も同じになるという意味ではありません。
ただ、同じくらいの金額を積み立てていたからこそ、
「S&P500の方がこんなに増えているんだ」
という違いを実感しました。
そして正直に言うと、
私はそのリターンに目がくらみました。
「これならS&P500の方がいいんじゃないか?」
と思うようになったんです。
今振り返ると、投資を始めたばかりの自分らしい判断だったと思います。
それでもオルカンを悪いとは思わなかった
S&P500のリターンに魅力を感じる一方で、オルカンにも良さを感じていました。
何より、世界中の株式に分散して投資できることです。
「アメリカだけに投資して大丈夫なのかな?」
という不安がある人にとっては、世界に分散できることは大きな安心材料になると思います。
私自身も、オルカンを実際に保有してみて、
「オルカンも十分いい商品だな」
と感じていました。
だから、
「オルカンはダメだからS&P500にした」
というわけではありません。
あくまで、
「自分はS&P500の方により魅力を感じた」
ということです。
私がS&P500を選んだ理由
最終的に私がS&P500を選んだ一番大きな理由は、やはりリターンを重視したかったからです。
S&P500はアメリカに集中しているため、オルカンよりも国・地域の分散という面では偏りがあります。
それでも私は、
「長期的にはアメリカ企業の成長に期待したい」
と考えました。
そして、実際に両方を保有して比較したことで、その考えに納得できるようになりました。
その後は、オルカンをすぐに全部売却するのではなく、オルカンは残したまま、積み立てをS&P500中心に変更しました。
私にとっては、この経験がS&P500を選ぶきっかけになりました。
今の私は「S&P500だけが正解」とは思っていない
ここは、この記事で一番伝えておきたいところです。
私は現在、S&P500を中心に積み立てています。
ただ、
「新NISAならS&P500だけでいい」
とは思っていません。
むしろ、自分がどの程度のリスクを受け入れられるかによって、選択は変わってくると思っています。
私の今の考え方は、かなりシンプルです。
堅実に分散したいならオルカン
「できるだけ世界に分散しておきたい」
「アメリカだけに集中するのは不安」
という考えなら、オルカンは選択肢になると思います。
私自身も実際に保有してみて、世界に分散する安心感は感じました。
リターンを重視するならS&P500
一方で、
「アメリカ企業の成長に期待したい」
「国・地域の分散よりもリターンを重視したい」
という考えなら、S&P500という選択肢があります。
私自身はこちらの考え方に近かったため、S&P500を選びました。
両方を組み合わせる方法もある
「どちらか一方に決めるのが不安」という場合は、S&P500とオルカンを組み合わせる方法もあります。
例えば、
- S&P500 50%
- オルカン 50%
のようにすることもできます。
重要なのは、誰かが「これが正解」と言っているから選ぶのではなく、自分がその配分で長く積み立てを続けられるかどうかだと思います。
S&P500とオルカン、どちらを選ぶか迷ったら
私自身、最初から答えが分かっていたわけではありません。
実際に両方へ投資してみて、
「自分はS&P500の方がいい」
と感じるようになりました。
だから、S&P500とオルカンで迷っている人に対して、私が一番伝えたいのは、
「自分がどこまでのリスクを受け入れられるのかを考えてみる」
ということです。
リターンだけを見れば、S&P500に魅力を感じるかもしれません。
一方で、アメリカへの集中が不安なら、世界に分散するオルカンの方が安心して続けられるかもしれません。
投資では、実際に値下がりしたときにどう感じるかも重要です。
どれだけ期待リターンが高くても、大きく下落したときに不安になって積み立てをやめてしまえば、長期投資を続けるのは難しくなります。
だからこそ、
「どちらが儲かるか」だけではなく、「自分が納得して持ち続けられるか」
を考えることが大切だと思っています。
よくある質問
Q1. S&P500だけでも分散投資になりますか?
S&P500はアメリカの複数の企業に投資するため、1社だけに投資するよりも分散されています。
ただし、国・地域という点ではアメリカに集中しています。
世界全体に分散したい場合は、オルカンのような選択肢があります。
Q2. S&P500とオルカンを両方買うのはありですか?
私はありだと思います。
実際に私も、iDeCoでS&P500とオルカンをほぼ50:50で積み立てていた時期があります。
どちらか一方に決めるのが不安なら、両方を組み合わせる方法もあります。
Q3. 初心者ならオルカンの方がいいですか?
「初心者だから必ずオルカン」ということではないと思います。
大切なのは、自分がどの程度のリスクを受け入れられるかです。
世界に分散することを重視するならオルカン、アメリカ企業の成長に期待してリターンを重視するならS&P500というように、自分の考え方から選ぶ方法があります。
Q4. 将来もS&P500の方がリターンは高いですか?
これは誰にも分かりません。
私がS&P500を選んだのは、過去のリターンだけを見たからではありません。
実際に両方へ投資してみて、自分自身がS&P500の値動きや考え方に納得できたことも理由の一つです。
過去の結果が将来も続くとは限らないため、そこは理解しておく必要があります。
まとめ
私は、最初からS&P500を選んでいたわけではありません。
2019年頃からiDeCoでS&P500とオルカンをほぼ50:50で積み立て、2年ほど実際に比較してみました。
その中で感じたのは、
- オルカンは世界に分散できる安心感がある
- S&P500のリターンに強く魅力を感じた
- 私自身はリターンを重視してS&P500を選んだ
- オルカンが悪いとは思っていない
- 自分のリスク耐性によって選択や割合を変えてもいい
ということです。
私自身は今もS&P500を中心にしていますが、「S&P500だけが正解」とは考えていません。
堅実に分散したいならオルカン。
リターンを重視したいならS&P500。
その中間を取りたいなら、両方を組み合わせる。
そんなふうに、自分の考え方やリスクの受け止め方に合わせて選べばいいと思っています。
私も最初は迷いましたが、実際に両方へ投資してみたことで、自分がどちらを選びたいのかが見えてきました。
誰かの「正解」をそのまま選ぶのではなく、自分が納得して長く続けられる投資先を考えることが、資産形成では大切なのだと思います。
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