こんにちは。「ゆるりと資産形成」を運営している、なぎとです。
「投資を始めてみたいけど、専門用語が多くて難しそう……」
私も投資を始める前はそう思っていました。
SNSやYouTubeなどで投資について調べていると、「投資信託」「インデックスファンド」「NISA」など、聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。
私自身、投資を始めた頃は、それぞれの違いがよく分かっていませんでした。
ただ、実際に投資を始めてみると、最初からすべての専門用語を覚える必要はありませんでした。
私の場合、まず理解したかったのは「何に投資するのか」「どんな方法で運用するのか」「どんな制度を使うのか」という3つの違いです。
そこで今回は、私自身の投資経験を交えながら、投資初心者が最初に覚えておきたい3つの用語をできるだけ分かりやすく解説します。
まずは3つの違いを知ろう
最初に、それぞれの意味を簡単に整理してみます。
| 用語 | 一言でいうと | 具体例 |
|---|---|---|
| 投資信託 | 投資する商品の仕組み | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、オルカン |
| インデックスファンド | 指数への連動を目指す投資信託 | S&P500や全世界株式に連動するファンド |
| NISA | 投資の利益を非課税にできる制度 | 新NISA |
この3つは似たような言葉に感じるかもしれませんが、それぞれ役割が違います。
私も最初は「投資信託とインデックスファンドって何が違うの?」という状態でした。
しかし、この違いを理解すると、投資の全体像が少しずつ見えてきます。
① 投資信託とは?
まず覚えておきたいのが「投資信託」です。
私が初めて「投資信託」という言葉を聞いたときは、「○○建託」のような名前から、不動産に関係するものだと思っていました。
今思えば恥ずかしい話ですが、それくらい投資についての知識はありませんでした。
投資信託とは、多くの投資家から集めたお金を運用会社がまとめて運用する金融商品です。
投資信託を利用すれば、自分でたくさんの企業を一社ずつ選んで投資しなくても、複数の資産に分散して投資できます。
また、少額から始められる商品も多いため、投資初心者にとっても始めやすい選択肢の一つです。
私も最初は「投資」と聞くと、個別企業の株を選んで売買するイメージがありました。
しかし、投資信託なら自分で一社ずつ投資先を選ばなくてもいいと知り、「これなら自分にもできそう」と感じました。
ここで大切なのは、投資信託という言葉は、商品の入れ物のようなものだと考えることです。
そして、その投資信託の中には、さまざまな運用方法の商品があります。
その一つが、次に説明する「インデックスファンド」です。
② インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの指数(インデックス)に連動することを目指して運用される投資信託です。
つまり、
投資信託=商品
その中の一つに、
インデックスファンド=指数への連動を目指す投資信託
があります。
一方、市場平均を上回る運用成果を目指すものを「アクティブファンド」といいます。
インデックスファンドの特徴の一つが、比較的低コストで運用できる商品が多いことです。
長期投資では、運用にかかるコストが積み重なっていくため、私は低コストで運用できるインデックスファンドを選ぶことが重要だと考えています。
私が最初に選んだのはS&P500とオルカンだった
ここからは、私自身の経験について少し紹介します。
私が投資を始めたきっかけの一つは、リベラルアーツ大学(リベ大)で投資について知ったことでした。
当時はまだ投資について詳しくなく、S&P500とオルカンのどちらが自分に合っているのかも分かりませんでした。
そこで最初は、リベ大の学長がおすすめしていたこともあり、S&P500とオルカンを50%ずつ、毎月5万円で積み立てることにしました。
正直に言うと、この時点では「S&P500が絶対に正解」と思っていたわけではありません。
「どちらがいいのか分からないけど、まずはやってみよう」という気持ちで始めました。
投資を始める前は、お金が増えなかったらどうしようという不安もありました。
ただ、投資に使うのは余剰資金だったので、仮に思うように増えなくても「最悪なんとかなる」と考えていました。
実際に積み立てを始めて数か月すると、含み益が出るようになりました。
正確な金額は覚えていませんが、10%程度の含み益になった時期もありました。
その経験から、少しずつ「インデックス投資は自分に合っているのかもしれない」と感じるようになりました。
その後、S&P500とオルカンについて自分なりに比較するようになり、現在はS&P500を中心に投資しています。
最初から完璧な投資先を選べたわけではありません。
実際に投資しながら調べ、自分なりに納得できる投資先を選ぶようになりました。
インデックス投資を始めて分かったこと
投資を始める前は、投資といえば毎日のように株価を確認したり、売買のタイミングを考えたりするものだと思っていました。
以前にFXをしていた経験があることも、そのイメージにつながっていたと思います。
FXをしていた頃は、日々の為替をチェックしていました。
ところが、インデックス投資を始めてみると、考えていたよりもずっと手間がかかりませんでした。
最初にどこに投資するかを考えて、積み立て設定をしてしまえば、あとは基本的に自動です。
現在も積み立ては自動化しています。
本来、毎日の株価をチェックする必要すらありません。
それでも私は習慣のように一日一回くらい株価を見ていますが、FXをしていた頃と比べると、投資に使う時間は大幅に減りました。
今では、むしろ「何も考えなくていい」と感じるくらいです。
投資に時間を取られなくなったことで、本業やプライベートなど、投資以外のことに時間を使えるようになりました。
これは、実際にインデックス投資を続けてみて感じた大きなメリットです。
また、私は長期で資産形成をするのであれば、低コストのインデックスファンドへの投資は有力な選択肢だと考えています。
投資を始めた頃の自分に伝えられるなら、FXで値動きを追いかけていた時間を、もっと早く長期のインデックス投資に使っていたかったと思います。
関連記事:
【私がS&P500を選び続ける理由|オルカンと比較して感じたこと【実体験】】
③ NISAとは?
最後に覚えておきたいのが「NISA」です。
NISAは投資商品ではなく、投資で得た利益を非課税にできる制度です。
通常、株式や投資信託などの投資で得た利益には税金がかかります。
一方、NISAの対象となる口座で投資をすると、一定の範囲内で運用によって得られた利益が非課税になります。
ここは、投資初心者が最初に理解しておきたいポイントです。
投資信託やインデックスファンドは「何に投資するか」についての話。
NISAは「どの制度を利用して投資するか」についての話。
このように考えると、違いが分かりやすくなります。
私がNISAを始めたとき
私がNISAを知ったのは、S&P500へ投資しようと調べていたときでした。
当時は旧つみたてNISAを利用し、毎月5万円を積み立てていました。
その時点では、NISAについて「投資で得た利益に税金がかからない制度」ということは理解できました。
実際に運用して含み益が増えていくと、非課税で運用できるメリットをより実感するようになりました。
現在は新NISAを利用して、積み立て投資を続けています。
投資を始める前は、NISAという制度があることすら知りませんでした。
しかし、実際に資産形成を始めてみると、長期投資をするうえで非常にありがたい制度だと感じています。
投資初心者は最初から全部覚えなくてもいい
ここまで3つの用語を紹介しました。
改めて整理すると、
- 投資信託=投資する商品の仕組み
- インデックスファンド=指数への連動を目指す投資信託
- NISA=投資の利益を非課税にできる制度
です。
私自身、投資を始めた頃は、これらを完璧に理解していたわけではありません。
S&P500とオルカンのどちらがいいのかも分からず、最初は50%ずつ積み立てていました。
そこから実際に投資をしながら調べ、自分に合った投資方法を少しずつ考えていきました。
だからこそ、これから投資を始める方にも、最初からすべてを完璧に理解する必要はないと思っています。
もちろん、投資には元本割れの可能性があります。
私も「投資なら必ず資産が増える」と考えているわけではありません。
ただ、投資と投機は分けて考えることが大切だと思っています。
私にとって投資とは、短期間で大きな利益を狙うものではなく、長期的に資産を増やしていくためのものです。
一方で、短期的な値動きを利用して利益を狙うものは、私にとっては投機に近いものです。
投資を始めるなら、まずは仕組みを理解してみる
投資は最初こそ難しく感じるかもしれません。
私もそうでした。
しかし、どこに投資するのかを決めて、積み立てを自動化してしまえば、毎日相場を追いかける必要はありません。
私自身、今では投資について考える時間はかなり少なくなりました。
むしろ、投資に時間をかけすぎなくなったことで、プライベートの時間を充実させられるようになったと感じています。
投資初心者の方は、最初からすべての専門用語を覚えようとする必要はありません。
まずは今回紹介した、
「投資信託」
「インデックスファンド」
「NISA」
この3つの違いを知るところから始めてみてください。
そして、自分に合った投資先と方法を決めたら、無理のない金額から始めてみる。
私自身も、最初は毎月5万円からのスタートでした。
この記事が、これから投資を始める方にとって、最初の一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。


